
■テラスゲストハウスってどんなとこ?■
テラスGHはカオサン通りのすぐ近く、カオサンの1本北側の平行した道、
ソイランブトリ(ランブトリ通り)を西に行ったところにある。カオサンの西側に
ワットチャナソンクラムという比較的大きなお寺があるが、ちょうどそのお寺の
北側の道沿いだ。
テラスGHはこの地で約8年の歴史を持つ。それ以前はガーデンGHという名の
宿であった。カオサンでは珍しくエアコン付きで(共同の)格安で泊まれ、満室
でも10人ほどしかとまれないが、その分安全で、みんなとすぐお友達になれる
カオサンの名物宿であった。前期1992-1996年は日本人びいきの50過ぎのほがらかな
おじさんチャンチャイ氏によって運営された。後期1996-1999年は英語と口の達者な
おねえさんリンダさんが経営を引き継いだ。
このリンダさんになってから宿泊客を日本人に限定し、オタクな情報ノートなどが
置かれ、数々の日本人ボランティアの支援を受け、その名は日本人バックパッカーの
間で広く知られるようになる。1997年には雑誌『地球の歩き方マガジン』1998年
には雑誌『格安航空券ガイド』やガイドブック『バックパッカーズ読本シリーズ』
にも掲載され、NHKの特集番組『痛快バックパッカー』でも取材、放映される。
わたくしジミー金村にとっても長年住みなれた家であり、多くの友達と出会った
憩いの場だった。しかし1999年6月テラスGHの建物を所有する地主の策略
により、テラスGHはこの地を追われることが決まった。多くのファンやカオサン
リピーターの願いも虚しく1999年8月31日、テラスGHはこの地での8年間の幕を
静かに閉じた。
ところがリンダさんの懸命の努力により閉鎖の僅か10日ほど前に、元の場所から
僅か100mほど西に行った場所に引越し先を確保! まさに奇跡的、首の皮一枚、
徳俵に片足一本でノコッタノコッタ!
こうして新しくリンダトラベルとテラスGHがよみがえった。9月1日、新リンダ
トラベルがオープン、そして10月上旬のゲストハウスのオープンをめざし只今、
新テラスGHの建設が急ピッチで進められている。
新テラスGHは、新リンダトラベル開業から遅れること34日、10月4日に遂に
オープンした。新しいトイレシャワー室の建設が遅れ、エアコンからはポタポタ水が
落ちるという不備などが随所にあるもの何とか開業にこぎつけた。しかし初日の
泊まり客はジミー金村のたった一人だった。その後2日目には2人、3日目は3人
と少しづつ増えていくが満室になるのに、26日間を要した。11月13日現在、ほぼ毎日
満室となっており、今後もリピーターの増加が予想され、経営面ではこれという
心配はないが、ここでは新テラスGHについていくつかの問題点を指摘しておきたい。
まず新しい共同エアコンについてだが、前より小さ目のパワーで一台につき四部屋
分に涼しさを供給しているが、エアコンの真下は寒すぎ、その外側の部屋は涼しく
ないというアンバランスさを指摘する専門家の声がある。具体的には1、4、
5、8号室が弱冷、2、3、6、7が強冷ということになる。寒さ対策では、
旧テラス1号室にあったようなうすいふとんが全室に導入されている。
弱冷、強冷に対して泊り客は、まず弱冷部屋から埋まっていくという傾向がある。
またエアコンからポタポタ水が落ちるという問題は、根本的解決に至ってないが、
水滴の生ずる地点にビニール袋をひっつけるという、その場しのぎの簡単な措置が
一応とられている。
部屋の狭さを指摘する人も多いが、エアコンで涼しく、たった150Bで泊まれるという
メリットは十分あると思われる。寝床は旧テラスのようなベッドではなく、
マッサージ屋にありそうなマットレスが採用された。これは天井が低くベッドだと
容易に隣りの部屋が見えてしまう問題のためである。とにかく前のテラスのやり方を
参考に考案、導入されたリンダ・エアコン方式とも言えるこのやり方は、今の
ところまずまずうまくいっていると言えるだろう。
宿泊客の憩いの場である2階のテラスについては、かなり評価できるだろう。これも
旧テラスなみの設備をそなえている。台所、テーブル、椅子、ゴザなどの備品も
揃い、広さも充分広く、見晴らしも旧テラスよりずっと良い。旧テラスでは話し声の
うるささのためか、近所の家屋の連中とのいざこざがしばしば起こったが、
新テラスのテラスは近所に家屋が少ないため、そのようなトラブルはいまだに
起きていない。(つづく、、、)
リンダさんへの励ましのメールは英語でここにどうぞ!
lindabkk@asianet.co.th
ジミー金村への個人的なメールは kanamura@hotmail.com へ日本語でどうぞ